非公開求人とは?

医師求人会社の広告をみると、「非公開求人の取り扱い多数!」のような広告を目にすることがあると思います。非公開求人というと、”特別な先生にだけご案内して貰える優良求人”のような響きがありますが実際のところはどうなのでしょうか?

非公開求人の明確な定義は?

非公開求人という言葉には明確な定義はなく、それぞれの会社の解釈で使われてると思われます。たまに非公開求人多数!!のようにアピールしている会社もありますが、実際のところはどうなのか考えものです。求人会社の求人検索のページで医療機関名を公開していない求人も、広義には非公開求人と解釈することも出来るので、これらも含めると膨大な数になります。中には問い合わせを集めるための誇大広告に近いケースもあると思います。

本当の意味での非公開求人とは?

本来の非公開求人とは、求人会社の求人検索のページも引っかからない、エージェント経由でしか知ることができない求人であると考えています。医療機関側の理由でパブリックにすることが出来ない、先生側に求めるスキルやハードルが高い、求人エージェントが信頼できると認めた先生にしかご案内出来ない等、何らかの特別な理由が伴う求人であると思います。やや特殊な事情がある分、給与を含めた待遇が恵まれているケースもあるわけです。

上記のような求人の場合は、求人エージェント経由でしか情報を得ることができません。しかも過去に実績があるエージェントでないと、このような優良非公開求人の情報を持っている可能性は低いです。求人エージェントはこちらから指名することは出来ないので、このあたりはなかなか難しいものです。

検索で捕まらない求人をもってきてくれたケース

上記の意味での非公開求人ではないと思いますが、いくら検索しても出てこない求人をエージェント経由で教えてもらった経験はあります。これは直接会って面談した際に、いくつか資料として提示してもらいました。その求人自体は、特別目立つ条件あるような求人ではなかったのですが、エージェント側としては対面でないと伝えにくい情報というのはあるようです。今の時代はメールや電話で完結するケースも少なく有りませんが、直接会って面談することで初めて得られる情報もあります。転職の条件がやや複雑な先生や、時間が許す先生は、面倒と思われるかもしれませんが、直接会っての面談はオススメできると思います。