人生は30000日しかない

今回は転職とは直接関係ない話題です。突然ですが、先生はご自身があとどれくらい生きるかを意識することはあるでしょうか?職業柄、死について意識することは日々あると思いますが、残りの日数がどれくらいか?を日々意識して生活されている先生はさすがに稀だと思います。しかし表題のとおりですが、80年以上生きたとしても人生は3万日程度しかありません。この記事をご覧の多くの先生は、すでに10000日以上は生きておられると思います。

今回の記事で、人生の残りの時間を意識することで、キャリア形成や人生をどのように生きていくかについて、考えるきっかけになれば幸いです。

人生はたった30000日しかない。

よく言われることですが、人生をざっくりと日数に換算すると、人生は30000日しかありません。3万日生きた場合、約82年です。ちなみに、80歳まで生きた場合は、29220日です。人の一生が日数に換算すると、たった3万日しかないと思うと、短く感じられる先生も多いのではないでしょうか?

私はこの内容の記事をインターネット上のどこかで目にしたとき、すでに1万日以上生きていました。平均的に生きたとしても、もう人生の1/3以上は終わったのだと思うと、なんだか早いような気分になりました。誰かの例えですが、生まれたときに財布に3万円入っていて、1日毎に1円払い、財布が空になったときが寿命という表現がありますが、そのように考えると本当に人生とは短いものだと感じました。

スプレッドシートで計算するとさらに短く感じる

なかなか残りの日数を計算するというと面倒ですが、現代には便利なツールがあります。オススメはGoogleのスプレッドシートです。エクセルと似ていますが、無料でしかもブラウザ上でサクサク動きます。私は生まれてから、現在までどれくらいの日数が経過したか、80歳まで生きると過程して、あと何日残っているかをすぐに見られるようにしています。関数でTODAY()を使用すれば、毎日アップデートされます。

Google Chromeには、立ち上がりのタブを指定できるので、私はGoogle Chromeを立ち上げると自動的に残りの寿命が記録されたスプレッドシートが立ち上がるように設定しています。設定は簡単にできます。そのようにすると毎日残りの寿命日数が目に入るようになり、否が応でも残りの日数を意識して生きることができます。

人生のイベントを記録するのもオススメ

スプレッドシートを上手に使うと、寿命だけでなく、例えば定年までの日数などを計算することも可能です。医師人生は、当然寿命よりも短いわけです。また休みの日も含めれば、実際に臨床の現場に立てる日はもっと少なくなります。計算すると恐ろしいですが、医師として生きる時間は思った以上に少ないと感じます。

終わりを意識すると、残りの時間をどのように生きたいか見えるようになる

残りの人生の時間、医師としての時間を実際に数字で確認することは、恐ろしい反面、時間が限られていることを実感し、残りの時間をどのように生きたいか、向き合うきっかけになると思います。やりたいことはやって、行きたいところには行って、会いたい人には会えるうちに会うべきだと、私も自分に言い聞かせている日々です。

やりたくない仕事をしている時間はない

仕事と結びつけると、先生が仕事できる時間も、やはり限りがあるわけです。もしやりたくない仕事をしているのであれば、すぐに今の状況を変える行動を取り始めることをおすすめします。臨床医としての寿命も思ったより長くありません。必ず引退する日が来ます。その日に後悔しないように、是非今日から動き始めてください。

まとめ

今回は転職とは少し趣旨がズレましたが、残り時間を意識することで、少しでも先生の後押しになればと思い、取り上げてみました。残り時間を意識すると、1日も無駄にはできないと実感します。今回の記事が少しでも先生の医師人生にプラスになれば幸いです。

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